2006年03月15日

会社の預金、手形、小切手

社長が亡くなって早1週間。
ようやく今日になって新しい役員が決まりました。
決まったら決まったで、またやることが沢山あります・・・

葬儀関連のまとめも大詰めですが、ここのところ、銀行との折衝に時間を費やしていました。

会社では当座預金と普通預金があって、当座預金では手形の発行もしています。
(当座預金は法人だけが使える口座で、利息はつきませんが、小切手や手形をつかって預金を振り出したりできる口座なので、資金繰りには便利な口座です)
その手形や小切手についてなのですが、当初、銀行側はこちらの相談に対し、
「社長が亡くなった後、その社長の名前で手形や小切手を振り出せない」
と言ってきたのです。

でも私のいる会社は、とある大企業の子会社なので、従業員の中から独断で社長を選出することができませんし、時間がかかるのです。
決まってから登記をし、小切手要用のゴム印を作って、銀行に届け出て、新しい手形や小切手を発行してもらわないとお金が引き出せないとしたら、その前に支払日がやってきて会社が潰れてしまいかねません。
潰れないまでも3月の支払を4月に引き伸ばすようなことがあれば、債権者に対して信用がなくなりますし、また、決算期に余計な負債を残せば財務状態が悪くなり、親企業からの厳しい指摘を受けることになります。
何としても3月中の支払いは滞りなく行わなければならないのです。

それに、会社はその銀行からお金を借りていません。
会社の預金は全て会社自身の預金であり、銀行に委託してそれを預けているだけだと思っています。
なのに実際に登記・手続きが完了しなければ預金が引き出せないとしたら、会社の預金の権限は銀行が握っているということになり、預金者の財産や権利の侵害にあたると思ったのです。

「こちらとしては、普通の企業が代表者の変更を行う時と同じように、登記完了までは今までの社長名で、手形・小切手を振り出すつもりです」と上司と話し合った結果を、銀行側に告げました。
すると、「そのような場合、最悪は不渡りになりますよ」とまで言われたのです。
・・・脅しですよ。これじゃ。

銀行の担当者の言い分では、
「登記の変更まではしなくとも、預金口座の代表者の名前を現在他にいる取締役の名前に変更すれば、その名前で振り出せばよい」
ということでしたが、こちらはそれでは納得できません。
とうとう上司がその銀行の本店に問い合わせました。
するとどうですか、こちらの言い分が全て通って
「登記が終わるまでは、亡くなった社長の名前で振り出しても良い」
という回答を得られたんです。

結果、本店から取引支店の担当者に連絡が行き、担当者の回答が間違っていた(というより行き過ぎていた)ということで決着がつきました。
預金者になるべく不便のない方法をとるべき、という本店の指示だったようで、その後の対応は180度変更。登記が終わっても、銀行に届けるのは3月末の手形の振出日の後でいいですよ、とまで言ってきました。

私、なめられてたんでしょうかねぇ・・・
手続きとしては、考えていた一番スムーズな方法で進められることになりましたけど、何だか悔しい気持ちになりました。
銀行員といっても、全ての人がオールマイティではないでしょうし、いろんな気持ちの人がいるんですもんね。
納得のいかないことは、きちんと意見をして情報を集めて交渉するべきなんだな、と思いました。

それと、代表者の変更の際は、登記が完了するまで銀行に知らせないことが大切だと、勉強しました。
posted by はなこ at 23:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 借金返済日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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