2006年02月11日

履歴〜今回の借金発覚まで〜

*この「履歴」は過去の記録です。カテゴリーの「履歴」より読まれると、読みやすいと思います*

最終回です。


再び一緒に暮らすようになって、私たちの生活は、それまでとは大きく変わった。
まずやはりダンナが、今はまだ子供を持つ気持ちになれないということから、私は無職で次の妊娠待ちという状態から一転、それからすぐに本格的な就職活動をはじめた。
そして、お小遣い制を変えてそれぞれの財布を持つようになった。
家賃関係や光熱費関係はダンナの口座から引き落とし、私は現金で支払うもの・・・新聞代や食費・ガソリン代、あとは自分の携帯代を主に払うことで、生活費の分担をした。
それ以外は基本的に自由だが、貯金はしていこうという話はしていた。

不安はあった。
でもダンナが選んだ道。私が選んだ道。しばらくこれでやってみるしかないという気持ちだった。

しかし不安は的中した。
それからおよそ1ヵ月後、ダンナの持つクレジットカードの請求書が届いた。
それまでの癖で私が開封すると、口座のお金を荒々しく使っていただけではなく、クレジットカードのキャッシングで、てっぺん(40万)まで借りていることがわかってしまった。
(現在返済中のD社のことです)

「約束破り」

ダンナから帰宅するという電話連絡の際に、そう告げたところ、親展と書いてある自分あての封書を勝手に開くな!と逆ギレしてきた。

もう驚かなかった。やっぱりそういう人か・・・
(読んでいる人も、もう驚かないですよね)
私の中には、すでにこのときから「いつか離婚するときのためにお金を貯めなければ」という気持ちが芽生えた気がする。ダンナがこれでは慰謝料も期待できそうもないし。
それまでは「早く家計から貯金をして、いい暮らしをしたい」という気持ちの方が強かったのだが。

子供のことも話題に出さなくなった。
正社員として仕事も始めたから、と周りに話したこともあったが、正直なところ欲しいという気持ちも萎えてしまった。

私も今の会社に運良く正社員として就職できたけれど、給料は手取りで月に12,3万、その中からつきに6万程度の家計への出費があるため、貯金は思うように貯まっていかない。
その年の冬のボーナスも、勤めて1年未満ということでもらえなかった。
なのにダンナはボーナスについては一切を自分の自由にし、かつ口座にお金を残そうとかキャッシングの返済を進めようとも思っていないようだった。

ま、頑張ってねぇ〜(心の声)

表面は仲の良い夫婦、ダンナの借金(クレジットカードのキャッシングのみだと思っていた)は見て見ぬフリ、でも心の中では「あなたはあなた、私は私」そう思ってる冷えた夫婦だった。
実際、ダンナの負担を軽くしてあげようなどと話を持ちかけることもなかった。

2005年の3月、ダンナの会社から初めて期末賞与が支給された。
私はそこで久々にカマをかけてみた。
「よかったね。これで少しはキャッシングの残高が減らせるんじゃない?」
するとダンナは、
「キャッシングはリボ払い以外は一括で返済しなければいけないから、今回はムリだ」
とサラッと言ってのけた。

ムリだから結局また全額パチスロですか・・・


こんな生活、絶対に長く続かないだろうな、と感じていた。
結局、自分のお金が底をついたあたりで、根をあげてくるだろうと思っていた。
しかし現状はもっともっと厳しかった。
それはダンナの、精神的に弱いくせに見栄っ張りな性格が災いしていた。

仕事で辛い→お金を使って発散したい→でもお金がない→私にも言えない→サラ金から借りよう→返せないから借金が膨らむ→辛い→仕事が上手くいかなくて辛い→お金を使って発散・・・

こんな借金無限ループにはまっていたのだった。


ダンナの様子がおかしいと感じ始めたのは、5月頃から。
普通に話し掛けても応答しなかったり、眠れないといって夜中に一人でネットをしていることが多くなっていた。(ネットは単純に出会い系サイトに接続してたからかもしれない)
外食でもしようか、と言っても、「たまにはアナタが払ってよ」と言う。
そろそろ根をあげる頃かな、私に財布を渡してくれたら楽になれるのにねぇ。
どうするんだろ?と様子を伺っていた、2005年6月始めのことだった。

『5月末引落しのプロパンガス代が、引落しできませんでした。つきましては6月7日までにお支払いいいただかなければ・・・』

まさか・・・!そこまでお金が少なくなってるとは気づかず、うろたえた。
ダンナは出張中。携帯に連絡したが「そんなはずはない。間違いだ」の一点張り。
ウソつけ。自分が一番、このときが来るのを知っていたくせに。
多分、ギリギリながらも何とか私に気づかれないように、口座引落しのお金くらいは残していたつもりなんだろうが、ガス代だけは月末日になっていて油断したのだろう。

ガスを止められても困るので、仕方なく私はガス代を支払って、業者に連絡した。
夫婦で暮らしていながらガス代の1万円も払えないなんて、と業者は思ったことだろう。

次の日にダンナが出張から帰ってきて、何度も経験した重苦しい話し合いを、また始めた。
さすがに2回目の大きな借金。俺が主導権を握ると宣言して始めた再スタート、それがこんな結果になってしまったとなって、なだめてもすかしても、ダンナは死にたいとか、死ねばいい人間なんだ、としか話さず、なかなか全てを話そうとしなかった。

話し合いを始めて3日後、ようやく、総額306万まで膨れ上がった借金が発覚した。
結婚前に借金に苦しんでいたことを忘れて、またここまで増やしてしまったことに心底呆れ果てたが、やはり今この人を見捨てることはできなかった。
そして私は、ダンナの自力返済に協力することにしたのだ。
安易に了解したのではない。私も相当悩んで決めたことだった。

ここに書かれるダンナは、本当に人でなしのように描かれているかもしれない。
でも実際のダンナは、優しいところもたくさんある人。
ただその優しさゆえ、自分の意見を言えず押し殺して、一人で苦しんでしまう。

共依存症と言われることもある。
でも私自身は、ダンナを家族としてみているから協力しているんだと思っている。

・・・その後の全ては『借金返済日記』のカテゴリー6月分に続く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これが私たち夫婦の履歴。
毎回書くたびに思い返しては、借金や浪費や夫婦会議と切っても切れない生活を送っていたのだなぁとやりきれない気持ちになる。
でも私自身、このシリーズを書くことで、これまでの結婚生活に対して気持ちの整理ができたように思う。薄々理解していたことをはっきりと認識できたし、またそれを読む人に伝えたかった。
今回の借金発覚までに自分がしてきたことが、ダンナにとっては正しい更生方法ではなかったということ、ダンナの弱い部分をえぐり続けてきたのは私自身だったのかも、ということ、カカア天下でいるのが夫婦円満というのも、やり方と夫婦の性格次第だということ、そして一番伝えたかったのは、ダンナの意識改革をするなら、弱さから借金や浪費に逃げる性格を改革しなければ問題解決に至らないということ。

我が家ですら未だに問題が解決したと断言できない。
完済して10年して、その間にも辛いこととかがあっても借金に手を染めるようなことがなくなって初めて、ようやく解決といっていいのかもしれない。
目標が遠くにあるから、今大変でも頑張れるような気がする。

私には常に離婚するという手も残されている。
けれど今は7:3くらいの割合で、ダンナの意識改革をしてもう一度立ち直り、少しでも楽しい結婚生活を送る方を夢見ている。
今後も離婚するかどうかは、ダンナの行動次第。
家族と思えなくなるようなことがあれば、離婚するかもしれない。

そんなことを踏まえて、借金返済日記に綴る私たちを見ていただけたら嬉しいと思う。
毎回長い履歴を読んでいただいて、ありがとうございました。
posted by はなこ at 20:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなこさんこんにちは^^

心配してくれてありがとう!
おかげさまでよくなりました^^
今までの経緯をあらためて思い返すと
嫌な思いがまた蘇るとは思いますが
きっとそこと向き合って頑張っている
はなこさん、応援しています!
完済に向けて頑張りましょうね♪
Posted by まい at 2006年02月12日 12:18
Posted by at 2006年02月12日 12:22
まいさん、こんにちは。
風邪が良くなったようで、良かったですね!

自分から始めておきながら、履歴の更新は結構苦痛でした(笑)
でもこうやって残すことができて良かったです。
特にダンナや私と同じ境遇の方に読んでもらって、
何かを感じてもらえたら嬉しいですね。

完済に向けてお互いに頑張りましょうね〜
私もまいさんを応援してます^^
Posted by はなこ at 2006年02月12日 13:21
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