2005年11月16日

履歴〜仮面夫婦〜

この時季、年末まで忙しいダンナは、今週も土曜日まで出張中です。
時間を持て余すわ〜、と思ってても結局寝るのは普段よりも遅かったりするんですよね。


*この「履歴」は過去の記録です。カテゴリーの「履歴」より読まれると、読みやすいと思います*


両親に話すことで許してもらえるなら話してくる、と言って、週末にダンナは実家へ行った。
ちゃんと使い込みのことを両親に話したらしい。
私から両親へ充てた手紙は、ダンナに渡してあったので、それを渡さなければならなかったのが、結果的にちゃんと話すことに繋がったのかもしれないと思う。
帰ってきたダンナは、私と目を合わさないように、「言ってきたから」とつぶやいた。
それで、何て言ってた?と聞くと、「自分で聞いたらいい」と言う。
あからさまに、私に対して怒ってる態度だ。
ということは、自分が悪いと思ってないということ。
行く前にあんなことを言ってたけど、やっぱりね・・・と驚きもしない私。

驚いた両親が電話の1本でもかけてきて、申し訳ないですと言うのかと思ったら、数日経ってもなんの連絡も来ない。ある日、思い切って私からかけてみた。
すると両親は、「○○が信じられないことをして・・・本当に胸が痛んで、夜も眠れない状態にまでなって、はなこさんになんと言葉をかけていいやら悩んでいた」と言っていた。
「私がはなこさんなら、絶対に離婚していたと思う。」とも。
私にとって、二つ目の言葉は思いがけない返事だった。
いつもの世間体とやらで、離婚だけはしないでね、と言われるのがオチだと思っていたから。
気持ちが、少し落ち着いた。


いや、正確には、落ち着いたのはその時だけだった。

私達は完璧な仮面夫婦になっていた。
ご飯もつくるし、たあいのない会話もする。
でも、信頼とか愛情とかいうもので繋がらない、ただの同居人のようだった。
その証拠に、その後もダンナは2回ほど同じことを繰り返したし、私はもう以前のように強い言い方をしなくなった。
私はダンナの両親にその都度、がやっぱり同じことをしていると話したが、仕方がないねぇ、私には○○の考えていることがさっぱりわからない、というばかりで、両親からダンナに何か忠告をしている雰囲気はなかった。
というか、両親は「○○は私達親よりもはなこさんにいろいろ打ち明けてるみたい。だから○○の気持ちをよく知るはなこさんからよく言ってやってね」と言うのだ。

結局、この問題と戦っているのは私だけみたいなものだった。

何度も同じことをしてきたので、確実には覚えてないのだが、1回目はあげたお小遣いをあっという間に使い切っていたから、私の財布からお金を抜き取ったことだと思う。
2回目は大きい出来事だった。
当時もダンナの財布をときどき覗いてた私だったが、ある日財布の中に消費者金融のカードを見つけたのだった。

ダンナのパスワード設定はいたって簡単。
消費者金融のカードだからって、想像もつかないパスワードを使ったりはしない。
その消費者金融のカードも、キャッシュカードのパスワードの数字の順番を入れ替えただけのものだった。

早速ネットで残高を調べる・・・

利用金額、3万。
ダンナにしては少ない。
3年ほど消費者金融を使わないでいると、手を出すのも恐る恐るなのだろうか。
でも、再び手を出したことには変わりない。
今日はまだ言わないが、きっとこの残高は増えるはず。
本気で離婚を切り出そうと、隠し持っていた離婚届に記入をした。
11時過ぎに帰ってきたダンナは、仕事で遅くなったと言っていた。

次の日、私は仕事をしながらでもバスに乗りながらでも、これからのことを考えていた。
離婚届の2人の証人欄には誰の署名をもらうのがスムーズにことが進むか、とか、今はパートで働く身の上だけれど、何とか一人暮らしができないだろうか、と。
東京に戻るか、家賃も安いこの地に留まるか、いろんな計算をしながら1日が過ぎた。
消費者金融の利用残高は8万に増えていた。
ダンナは、やっぱり11時過ぎに疲れた顔をして帰ってきた。

さらに次の日、仕事から帰って利用残高を調べたら13万に増えていた。
自然と涙が出てきた。自分がこんな人生を歩んでいることが、悔しかった。
もう、限界。
ダンナのことを話していた友人に「助けて。もう別れたい」とメールしたら、「いつでも家においで、東京に帰っておいで」と返事が来た。
決心がついた。会社に迷惑がかかるかもしれないが、すぐに退職して東京に帰ろう。

でもその日、ダンナはダンナで何かを感じ取ったのか、9時ごろには帰宅してきた。
私の決意を感じとったのか、このままではまた借金地獄に落ちる、と13万で気づいたのかは分からないが、私の嗚咽が止まりきらないうちに帰宅してきたのだった。

私がいかにもさっきまで泣いてましたという顔であることに気づいて、どうかした?と聞いてきた。
私は、ダンナの方に向きなおして正座し、
「どうか、離婚してください。お願いします。お願いします。お願いします。」と頭を下げ続けた。



長くなってきたので、続きはまた今度。
posted by はなこ at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 履歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
続きが気になるお(;^ω^)
Posted by m9(^Д^)プギャー at 2005年11月16日 22:52
ありがとうございます。
Posted by はなこ at 2005年11月17日 22:04
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